ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゲッツ」の意味・わかりやすい解説
ゲッツ
Goetz, Billy Earl
アメリカの代表的な管理会計学者。 1924年シカゴ大学卒業。 28年シカゴ大学専任講師となり,バッファロー工科大学,アメリカン大学を経て,45~53年アンティオーク大学経営学教授。 49年博士号を取得。 54~69年マサチューセッツ工科大学経営学教授。計画と統制の観点から問題を取上げ,近代的管理会計の体系化に大いに寄与する。主著"Management Planning and Control" (1949) ,"Quantitative Methods" (65) ,共著"Accounting in Action" (60) 。
ゲッツ
Getz, Stan
[没]1991.6.6. カリフォルニア,マリブ
アメリカのジャズ・テナーサックス奏者。 15歳でプロ活動を始めたが,モダン・ジャズの創成期に台頭,バップの洗礼を受け,B.グッドマン楽団などを経て 1947年には W.ハーマン楽団に参加,ここでクールな感じのソロを演奏し一躍注目を集めた。 49~52年にはコンボを結成,50年代中頃はスランプに陥り一時ヨーロッパに居を移したが,62年に帰国してギターのチャーリー・バードと提携,ボサ・ノバ・リズムの新しいジャズにより大ヒットを出した。
ゲッツ
Götz, Johann Nikolaus
[没]1781.11.4. ウィンターブルク
ドイツの詩人。アナクレオン派の代表的存在。 J.W.L.グライム,ウーツと親交があった。詩集に『あるウォルムス人の詩の習作』 Versuch eines Wormsers in Gedichten (1745) など。
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