ジャンプ(その他表記)jump

翻訳|jump

デジタル大辞泉 「ジャンプ」の意味・読み・例文・類語

ジャンプ(jump)

[名](スル)
跳ぶこと。跳躍。「ジャンプして捕球する」「がけからジャンプする」
跳び越えること。「馬が生垣をジャンプする」
一足跳びに他所に移ること。また、飛ばして進むこと。「最終章にジャンプする」
陸上競技スキーの跳躍種目。→ジャンプ競技
フィギュアスケート・ジャンプ競技2などで、採点要素の一つ。「ジャンプ得点がよくない」
[補説]5のフィギュアスケートのジャンプには、トーループジャンプサルコージャンプループジャンプフリップジャンプルッツジャンプアクセルジャンプなどがあり、一般にこの順番で難しくなるといわれる。また、回転数と組み合わせて「トリプルアクセル」などとよぶ。
[類語]跳ぶ跳ねる跳ね返る跳ね返す跳ね上がる跳ね上げる躍る飛び上がる躍り上がる跳躍する飛び越える飛び越す

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精選版 日本国語大辞典 「ジャンプ」の意味・読み・例文・類語

ジャンプ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] jump )
  2. とぶこと。はねること。跳躍。
    1. [初出の実例]「狆は〈略〉狭い台の上でジャンプした」(出典:象のいないサーカス(1968)〈井上光晴〉)
  3. 陸上競技やスキーの跳躍・飛躍種目。→ジャンプ競技。〔錬成スキーと雪・冬山(1944)〕
  4. 物価などが暴騰すること。
  5. 映画で、映写機、撮影機の故障によりフィルムのこまがとぶこと。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジャンプ」の意味・わかりやすい解説

ジャンプ
ski jumping

ノルディックスキーの種目の一つ。ジャンプ台 (シャンツェ ) の助走路を滑り降り,踏み切りから空中に飛躍して着地するまでの距離と飛行・着地技術を競う。ノルディック複合と区別して,純ジャンプともいう。 2004年からジャンプ台の規模として安全に着地できる目安となるヒルサイズ HSも表示され,ノーマルヒル (85m~109m,旧 70m級) ,ラージヒル (110m~184m,旧 90m級) ,フライングヒル (185m以上,フライングジャンプ ) に分かれた。第1回冬季オリンピックである 1924年のシャモニーモンブラン・オリンピック冬季競技大会から正式種目となり,1988年カルガリー大会以降ノーマルヒル,ラージヒルの個人戦と,ラージヒルによる団体戦 (4人) の3種目が実施されている。 1972年札幌オリンピック冬季競技大会の 70m級で,笠谷幸生が日本初の冬季オリンピック金メダルをもたらした。K点基準の飛距離点と,空中姿勢,着地 (→テレマーク ) ,転倒ラインを越えるまでの一連の動きの美しさをみる飛型点の合計が得点となる。試技は2回行なう。

ジャンプ[フィギュアスケート]

フィギュアスケートの演技中に盛り込まれる各種の跳躍。おもなものにアクセル・ジャンプ (→トリプルアクセル ) ,サルコウ・ジャンプ,フリップ (トウサルコウ) ,ループ,トウループ,ルッツがある。このうち前向きに跳ぶのがアクセル・ジャンプで,他のジャンプより半回転多い。そのほかは,踏み切る際に使うエッジの向き (インあるいはアウト) ,トウ (エッジ先端のぎざぎざ部分) を使うか否か,着氷の際の足 (踏み切り足あるいは反対足) などによって区別される。アクセル・ジャンプを除くとルッツが最も難しいとされる。また回転数が増えるにつれて難度は高くなり,男子は 1988年,女子は 2002年に4回転を競技会で成功させた選手が現れた。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ジャンプ」の意味・わかりやすい解説

ジャンプ
じゃんぷ
ski jumping

スキーのノルディック競技の一種。

[編集部]

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デジタル大辞泉プラス 「ジャンプ」の解説

ジャンプ

アメリカハードロック・バンド、ヴァン・ヘイレンの曲。6枚目のアルバム「1984」(1984年)からの先行シングル。5週連続全米第1位となり、バンド最大のヒット曲となった。原題《Jump》。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「ジャンプ」の解説

ジャンプ

ワープロソフトなどで、指定のページマークに移動する機能。

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