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ナッツ nuts

翻訳|nuts

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ナッツ
nuts

植物の種子や,核果の仁をさす。生物学用語としては「堅果」と訳すが,ナッツと表記するときは,食用になる木の実という含みが強い。普通,油脂を多く含み,硬い殻で包まれている。油脂原料となるものもある。堅果ではどんぐり,くりなど。核果ではピーナッツ。種子ではブラジルナッツなど。生食できるものが多いが,くり,ピーナッツのように火を通すものもあり,デザート用などに活用される。

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デジタル大辞泉の解説

ナッツ(nuts)

クルミ・アーモンドなど、食用になる木の実。ナット。
ナット2

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百科事典マイペディアの解説

ナッツ

木の実のこと。特に堅果の中の種子を食用とするものをさす。日本では古くからクリ,カヤ,シイクルミ,松の実,銀杏(ぎんなん)などが食用にされた。輸入品はおもに洋風料理や菓子材料とされ,アーモンドカシューナッツヘーゼルナッツ,ブラジルナッツ,ペカンなどがある。
→関連項目アーモンド

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栄養・生化学辞典の解説

ナッツ

 堅果類総称.アーモンド,クルミなど.

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世界大百科事典 第2版の解説

ナッツ【nuts】

クリやシイの実のように,成熟しても果皮が裂開しない堅い乾いた果実を植物学上ではナッツ(堅果)というが,利用上からみると,ナッツは一般に木の実と解されており,硬質の殻を有して,その内部の種子や仁を食用にする木本植物の堅果(クリ,ハシバミ,シイなど)や,核果(アーモンド,ペカン,クルミなど)をいう。また,種子を食用にすることから,ナッツはピーナッツなど草本のマメ科植物の種子などをも含めて,広い意味に用いられることが多い。

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大辞林 第三版の解説

ナッツ【nuts】

クルミ・アーモンド・ピーナッツなど、堅い殻をもち、食用とされる果実の総称。ナット。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ナッツ
なっつ
nuts

殻に包まれた木の実をいうが、広義では乾燥果肉を利用するデートナッツや、豆やトウモロコシなどの草の実も含めていう。
 ナッツ類の食用部分は、植物が次代となる胚(はい)あるいはそれを養う胚乳から構成されており、植物の諸器官のなかでは脂肪やタンパク質、炭水化物に富み、栄養分がもっとも多く蓄積されている。そのうえ取り扱いが簡便で、乾燥下では保存がきくため、人類の生活とともに利用が始まり、有史以前から重要な食物であった。遺跡の調査結果によると、日本では縄文時代にはすでにクリ、オニグルミ、ヒメグルミ、シイ、トチノキの実などが利用され、渋のあるものは渋抜きの方法も考案されていた。クルミ類の半栽培化や奈良時代以前に始まっていたクリの栽培化を除いては、野生からの収集利用が多く、トチノキの実やかちぐりなど、地方によっては神事とともに今日まで利用の諸方法が受け継がれているものもある。ヨーロッパではクリはローマ時代にはすでに栽培され、デートナッツ(ナツメヤシの実)やヘイゼルナッツ(ハシバミの実)は中近東での利用が古い。新大陸では中央アメリカのカボチャの種子(主としてミクスタ種、モスカータ種)はすでに5000年前ごろから利用されてきた。
 今日、市場を通じ日本で一般的に利用されているナッツは約15種、それに地方的特産品など小規模生産品を入れて合計20余種がみられる。これらのうち地方的に利用される種類を除き、一般化された種類のなかでは、クルミ、ピーナッツ、ギンナンなどの一部を除いては消費の大部分を海外からの輸入に頼っている。近年における一般所得の向上、食生活の変化、好みの多様化につれ、一方ではナッツの加工、包装、流通の便も加わって、ナッツ類は時や所に関係なくだれでも利用できるスナック食品として、その種類を増し、普及を早めてきた。加工ナッツの消費は大部分がそのままつまみとしてテーブル用に利用され、他はクッキー、洋菓子、パン、チョコレート、キャラメルなどにナッツの特徴を生かして利用されている。テーブル用のナッツ類の多くは、加熱ののちに塩加減をし、あるいはさらに香辛料で味つけして、包装出荷されている。加熱加工法には、ナッツを乾燥のまま炒(い)るドライロースト、食用油をまぶして炒るオイルローストおよびマイクロウェーブ処理の3方法があり、どの方法をとるかナッツの種類により、また利用目的別に処理される。
 クルミやハシバミの多いイタリア、マカダミアナッツの産地ハワイなどでは、各家庭でそれぞれに特有な殻割り器を備え、割りながら食べている。また、すりつぶして和(あ)え物とし、スライス片や粉砕片を、揚げ物の衣、料理の香りつけ、飾りなどに用いる。[飯塚宗夫]

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世界大百科事典内のナッツの言及

【有用植物】より

…ウリ科に見られるように一年草の果実が果物として利用されることはないわけではないが,栽培植物となった果実利用型植物のほとんどは多年草(イチゴ,バナナ,パイナップル)か,果樹と呼ばれるような木本植物である。主として木本植物の種子を食用にすることも広く見られ,ナッツ類としてまとめられる。それらはやや硬く,しばしば油を含む胚乳や子葉を食べる。…

※「ナッツ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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