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ハリーすい星(ハリー彗星) ハリーすいせいComet Halley

世界大百科事典 第2版の解説

ハリーすいせい【ハリーすい星(ハリー彗星) Comet Halley】

ハレーすい星ともいう。I.ニュートンは,1680年に出現した大すい星の軌道放物線で,すい星も万有引力の法則に従って運行していることを著書《プリンキピア》に公表した。E.ハリーはこの方法を用いて,当時,観測記録の残っていた24個の大すい星の軌道を計算した。その結果,1531年,1607年,82年に出現した3個の大すい星の軌道が,互いによく似ていることに気づき,出現の間隔が約75年であることから,これら3すい星は同一のすい星が周期的に出現したものであろうと判断した。

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世界大百科事典内のハリーすい星(ハリー彗星)の言及

【彗星】より

…太陽系を構成する天体の一つで,希薄なガスに包まれ,ときには長い尾を引いて,ほうきの形に見え〈ほうきぼし〉とも呼ばれる。“すい星のように……”とは,優れた人物がその社会に突然現れるときに使われる表現である。 何らの予告もなく,突然出現し,姿,形を変える大すい星の存在は太古から知られていて,日・月食などとともに人々の恐怖の的となり,迷信の対象となっていた。中国では古くからその字が示すようにすい星は天体であると考えられていたが,西洋ではアリストテレス以来,長い間すい星は虹や稲妻のように,地球大気内の現象だと思われていた。…

※「ハリーすい星(ハリー彗星)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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