ビタミンB2(読み)ビタミンビーに(英語表記)vitamin B2

  • びたみんびーつー
  • ビタミンビーツー

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

リボフラビンともいう。成長促進,抗皮膚炎の作用がある。黄褐色結晶で熱に弱く,水にわずかに溶ける。緑色植物はこれを合成する。肝臓,肉,酵母,牛乳に多く含まれ,ヒトの最低必要量は1日 1.5~2.5mgである。ビタミン B2 欠乏症は,特有の症状として口角炎,口唇の周辺や辺縁のびらん,潰瘍があり,眼症状として角膜炎や虹彩炎,皮膚には紅斑の上に細かい鱗状落屑をきたす。 B2 欠乏症は,ペラグラ脚気など,他のビタミン欠乏症と合併してみられることが多い。シビ・ガッチャキ病は,B2 複合体欠乏症である。通常,5~10mgの内服または注射によって治療効果があげられる。

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漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典の解説

水溶性ビタミンのひとつ。糖質脂質たんぱく質などの代謝に不可欠で、特に摂取した脂質を効率よくエネルギーに変換する働きをもつ補酵素レバー魚介類、豆類、牛乳、卵、緑黄色野菜、海藻などに多く含まれる。多くの物質代謝に関わるほか、皮膚・爪・毛髪を丈夫にし健全な発育を促進、神経系の働きを正常化、脂肪燃焼の促進、動脈硬化症・高血圧症・心筋梗塞脳梗塞など生活習慣病やがんの予防などの作用があるとされる。◇「ビタミンビーツー」とも読む。
ビタミンB2(ビーに)

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 水溶性ビタミンの一つ。ビタミンB複合体の一つ。B1の抗脚気因子に対し、成長促進因子の効果がある。黄色い結晶性の粉末。牛乳の黄色の色素がこれで、牛乳・肝臓などに多く含まれる。妊娠、授乳時には多量に必要。欠乏すると口角炎・舌炎・皮膚炎・結膜炎などを起こす。かつてはビタミンGと呼ばれた。化学名はリボフラビン。

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