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ブルトン Breton, André

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ブルトン
Breton, André

[生]1896.2.18. オルヌ,タンシュブレー
[没]1966.9.28. パリ
フランスの詩人。医学を学び,第1次世界大戦に従軍中,フロイトの学説に傾倒した。 1919年アラゴン,スーポーとともにダダの機関誌『文学』 Littératureを創刊,スーポーと共著でオートマティスム (自動記述) による最初の作品『磁場』 Les Champs magnétiquesを発表。のちダダを離れ,24年『シュルレアリスム宣言』 Manifeste du surréalismeを発表,機関誌『シュルレアリスト革命』 La Révolution surréalisteを創刊,この運動の理論的指導者となった。 28年代表作『ナジャ』 Nadjaを出版,翌年『シュルレアリスム第2宣言』を発表。その頃から共産主義に接近するが,35年決別。 38年メキシコ滞在中のトロツキーとともに『独立革命芸術のために』 Pour un art révolutionnaire indépendentを発表,41年アメリカに亡命した。第2次世界大戦後帰国してシュルレアリスム展を開催。その他の著作,詩集『処女懐胎』L'Immaculée Conception (1930,エリュアールと共著) ,『狂気の愛』L'Amour fou (37) ,『秘法 17』 Arcane17 (47) ,評論『通底器』 Les Vases communicants (32) ,『シュルレアリスムと絵画』 Le Surréalisme et la peinture (46) ,『野を開く鍵』 La Clé des champs (53) など。

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百科事典マイペディアの解説

ブルトン

フランスの詩人,作家。20世紀前衛芸術運動の推進者の一人。医学を修め,神経科医学生として第1次大戦に従軍。1919年アラゴンらと雑誌《文学》を創刊,20年チューリヒから到着したツァラピカビアらとパリ・ダダ運動を推進し,同誌にスーポーと共同で自動記述の最初の試み《磁場》(1921年)を発表。
→関連項目アルトーエリュアールカーロサド自動記述シュルレアリスムセゼール滝口修造マグリットマッソンマッタマン・レイルイス

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デジタル大辞泉プラスの解説

ブルトン

円谷プロダクションによる特撮ドラマシリーズ「ウルトラシリーズ」に登場する怪獣。四次元怪獣。初登場作品は『ウルトラマン』。身長60メートル、体重8万トン。砂漠で発見された2つの隕石が合体して怪獣化したもの。

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世界大百科事典 第2版の解説

ブルトン【André Breton】

1896‐1966
フランスの詩人,思想家。ノルマンディーのタンシュブレーTinchebrayに生まれ,ブルターニュで幼年時代を過ごしたのち,パリに出る。1913年ごろから象徴派の影響下に詩作品を発表しはじめ,バレリーらに評価される。第1次大戦勃発後,神経科医学生として従軍中にナントでバシェと出会い,またアポリネールらと交流を深めるうちに,新しい文学の可能性を確信し,19年アラゴン,スーポーとともに《文学Littérature》誌を創刊。

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大辞林 第三版の解説

ブルトン【breton】

〔ブルターニュ地方の農民の帽子から〕
ブリムの前部を上に折り返してかぶる帽子。

ブルトン【André Breton】

1896~1966) フランスの詩人。ダダイスム運動に参加、「シュールレアリスム宣言」によって超現実主義文学運動を先導。詩集「大地の光」、評論集「失われた足跡」、小説「ナジャ」など。

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世界大百科事典内のブルトンの言及

【ブルターニュ】より

…したがって1939年までフランス全体より高かった出生率がむしろ低くなり,とくに農村部における人口の高齢化と過疎化が激しい。 半島は大きく,ブルトン語で〈森の国〉を指すアルゴアArcoatと,同じく〈海の国〉を指すアルモルArmorに分けられる。それぞれ農牧業,水産業を主要産業とする。…

【自動記述】より

…1919年,フランスの詩人ブルトンによって創始され,シュルレアリスム運動発足の前提となった実験的記述法。道徳上,美学上のあらゆる先入主を捨て,しかもあらかじめ何を書くかをいっさい考えずに,できるだけ速く,自動的に,文章を書き進めてゆく行為を言う。…

【シュルレアリスム】より

…超現実主義。1920年代のはじめにフランスの詩人ブルトンらによって開始された文学・芸術上の運動,およびその思想・方法等を指す。発端は1919年に彼とスーポーとが試みたいわゆる〈自動記述(オートマティスム)〉(《磁場》1920)にある。…

【ダダ】より

…ハノーファーのシュウィッタースは単独で,〈メルツ〉とみずから名づけた,がらくたで構成したアッサンブラージュ,オブジェ,音響詩,タポグラフィーの実験をつづけた。パリでは〈黒いユーモア〉の体現者バシェや奇行好きの拳闘家A.クラバンらに刺激され,19年3月反文学的雑誌《文学》を創刊したブルトン,アラゴン,エリュアール,スーポーらが,チューリヒから来たツァラやピカビアを加えてさまざまのダダ的集会や実験を展開した。しかし,ブルトンらはやがて後者と対立し,想像力の体系的探求をめざすシュルレアリスムにむかった。…

【ナジャ】より

…フランスの詩人A.ブルトンの散文作品。1928年パリのガリマール書店刊。…

【ノンセンス】より

…H.バルらの〈音響詩〉もその一種であるが,とくにシュルレアリストたちはことばとことばの偶然の出会いのなかに至高の美を求めた。たとえば,A.ブルトンとその仲間が集まって,1枚の紙片の上に,他人の書いた語を見ないで主語,動詞,目的語などを書きこむ。〈優美な屍が新しい酒を飲むだろう〉という文章ができあがり,以後この遊びは〈優美な屍cadavre exquis〉と呼ばれることになった。…

【フォルヌレ】より

…《題名なし》,《韻文でも散文でもない蒸気》(ともに1818)のような作品には,残酷趣味やアイロニーがこめられている反面,天上的なものへのあこがれが表れてもいる。長く忘れられた存在だったが,ブルトンらに注目されて以来,徐々に再評価がなされるようになった。【巌谷 国士】。…

【錬金術】より

…フランスでは,錬金術と結びついた色彩象徴を詩作に用いたA.ランボー,〈黒い太陽〉という錬金術的イメージを主題の一つに据えたG.deネルバル,《セラフィータ》で両性具有の神秘を描いたバルザックやJ.ペラダンなど無数の詩人や作家があらわれた。ボードレールやのちのA.ブルトンもその影響下にあった詩人である。彼らの霊感の大きな源泉の一つがÉ.レビの一連の著作であった。…

※「ブルトン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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