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ヘットナー ヘットナー Hettner, Alfred

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヘットナー
ヘットナー
Hettner, Alfred

[生]1859.8.6. ドレスデン
[没]1941.8.31. ハイデルベルク
ドイツ地理学者。ハレ,ボン,ストラスブール各大学に学ぶ。 1899~1928年ハイデルベルク大学教授。 1882~90年に2回にわたり,南アメリカに,1913~14年アジアに研究旅行を行い,その際来日して,日本アルプスを調査し,ヘットナー石を発見した。

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デジタル大辞泉の解説

ヘットナー(Alfred Hettner)

[1859~1941]ドイツの地理学者。地誌研究を地理学の中心に置くことを主唱。1913年来日の際、長野県の梓川下流で条痕のある花崗岩塊(いわゆるヘットナー石)を発見して氷堆石(ひょうたいせき)だとしたが、現在では疑問視されている。

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百科事典マイペディアの解説

ヘットナー

ドイツの地理学者。ライプチヒチュービンゲン,ハイデルベルク各大学教授を歴任。自然地理学人文地理学を地域において統一,地誌研究を地理学の中心におくことを主張した。
→関連項目シュリューター人文地理学

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

ヘットナー Hettner, Alfred

1859-1941 ドイツの地理学者。
1859年8月6日生まれ。ハイデルベルク大教授。大正2年(1913)来日し,北アルプス梓(あずさ)川で擦痕(さっこん)のある「ヘットナー石」を発見。日本にも氷河があったと主張し,わが国の氷河論争の発端となった。1941年8月31日死去。82歳。ドレスデン出身。

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世界大百科事典 第2版の解説

ヘットナー【Alfred Hettner】

1859‐1941
ドイツの地理学者。ドレスデンに生まれる。ハレ,ボン,ストラスブールなど各大学に学ぶ。1882‐84年南米コロンビアを調査,以後再度の南米行(1888‐90)のほか,ロシア(1897),北アフリカ(1911),アジア(1913‐14)と諸地方を旅行した。アジア研究旅行の際は来日し,日本アルプスを踏査,〈ヘットナー石〉を発見(1913)している。ヘットナー石は長野県の梓川の稲核(いねこき)橋付近にあった花コウ岩塊で,ヘットナーは擦痕からモレーンであると考え(後に山崎直方が命名),日本における氷河論争の発端の一つになった。

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大辞林 第三版の解説

ヘットナー【Alfred Hettner】

1859~1941) ドイツの地理学者。地誌的科学として地理学を位置づけた。世界各地を旅行し、1913年(大正2)来日の際に長野県梓川沿岸で擦痕さつこんのある花崗岩塊(ヘットナー石)を発見、低位置氷河の存否をめぐる論争の発端となった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヘットナー
へっとなー
Alfred Hettner
(1859―1941)

ドイツの地理学者。ハイデルベルク大学教授として、地理学の歴史・方法論を研究し、近代地理学の体系化を行い、その確立に大きく貢献した。とくにブラジルやアジアを旅行し、地域の性格を地理的諸事象との関連から明らかにする地誌学こそ、地理学の中核をなすことを主張した。1913年(大正2)来日し、北アルプスの梓(あずさ)川沿岸で氷河の擦痕(さっこん)のある石を発見した。これにより日本の氷期にも低位置まで氷河があったと唱え、日本の氷河論争の端緒を開いたことは有名である。この石をとくにヘットナー石と称した。主著に『比較地誌学』4巻(1932~1935)、『地理学――その本質・方法・歴史について』(1927)、『地誌学の基本問題』(1907~1924)などがある。ユダヤ系のため、晩年はナチスの迫害を受けた。[市川正巳]

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世界大百科事典内のヘットナーの言及

【地理学】より

… その後,地理学はますます専門分化しながら発達するが,地理学の本質と方法,ラントシャフト(景観,景域)や地域,環境など地理学の基本的概念に関する論議も盛んになった。A.ヘットナーはそうした諸説を批判的に整理して,1927年には地理学本質論の古典といわれる《地理学――その本質,方法,歴史》を著して,地理学は諸事象の空間的因果関係を中核とするコロロギーであると論証した。 それから12年後に,R.ハーツホーンは,アメリカ地理学者協会の機関誌に《地理学の本質》という大論稿を発表し,基本的にはヘットナーの見解を追認したが,59年には《地理学の本質に関する展望》によって,その論旨を補足し明解にしたのである。…

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