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メッケル メッケル Meckel, Christoph

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

メッケル
メッケル
Meckel, Christoph

[生]1935.6.12. ベルリン
ドイツの詩人,版画家。シュルレアリスム的な詩集『夢遊病者用のホテル』 Hotel für Schlafwandler (1958) のほか,版画集『戦争』 Der Krieg (60) ,『都市』 Die Stadt (60) ,小説『死者のマニフェスト』 Manifest der Toten (71) など。

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メッケル
メッケル
Meckel, Klemens Wilhelm Jacob

[生]1842.3.28. ケルン
[没]1906.7.5. ベルリン郊外グロスリヒテルフェルデ
ドイツの陸軍軍人。大モルトケのもとで養成され,1883年日本陸軍がドイツの兵制を採用した際,モルトケ参謀総長の推薦で,85年陸軍大学校教官として来日。当時は参謀少佐。陸軍兵術,師団編制を中心とする陸軍の編制,高等司令機関の完備,一般兵役義務制度の確立など,あらゆる分野において日本陸軍の近代化を実現させ,その後の日清・日露戦争のための基礎を築いたばかりでなく,第2次世界大戦終戦まで日本陸軍の兵術思想に大きな影響を及ぼした。

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デジタル大辞泉の解説

メッケル(Klemens Wilhelm Jakob Meckel)

[1842~1906]ドイツの軍人。1885年(明治18)日本政府の招きで来日。陸軍大学校教官として、日本陸軍の近代的軍制の整備に貢献した。

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百科事典マイペディアの解説

メッケル

ドイツの軍人。プロイセンの陸軍大学を経て参謀となり,普仏戦争(1870年−1871年)に従軍。《未来の歩兵戦》《戦術学》《帥兵術》などを書き,戦術家として知られた。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

メッケル Meckel, Klemens Wilhelm Jacob

1842-1906 ドイツの軍人。
1842年3月28日生まれ。明治18年(1885)陸軍少佐のとき政府にまねかれて来日。陸軍大学校教官,参謀本部顧問となり,陸軍の軍制をフランス式からドイツ式に改革し,参謀将校を養成した。21年帰国,のち少将。日清(にっしん)・日露戦争の勝利により,日本陸軍の恩人として遇された。1906年7月5日死去。64歳。ケルン出身。

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朝日日本歴史人物事典の解説

メッケル

没年:1906.7.5(1906.7.5)
生年:1842.3.28
ドイツの陸軍軍人。モルトケ元帥の推薦により明治18(1885)年日本陸軍大学校(1883年開校)の教師として来日。ドイツ式軍事訓練はすでに慶応3(1867)年紀州(和歌山)藩がカッペンから受けていたが,明治政府の陸軍はフランス式だった。明治16年ドイツ式を採用することとし,陸軍卿大山巌 が桂太郎大佐と共にドイツに渡り,普仏戦争で勲功をたてたメッケル参謀少佐を月俸500ドルで迎えた。彼は3年間,高等兵学の軍制学,戦略戦術を講じ,陸軍の最高顧問として陸軍大学校長児玉源太郎らに助言をした。学識経験に富み,学生達を懇切に指導した。先制を説き,緒戦に勝たねばならぬと教え,精鋭なる軍の最大要素は軍人精神だとする持論を説き,陸軍に大きな影響を与えた。教え子達の多くは日清・日露両戦争で参謀将校を務め,陸軍の戦勝は,メッケルに負うと高く評価された。彼を招いたことは,フランスの反感を買ったが,陸軍がドイツ化を徹底する促進剤となった。明治21年に帰国。のちメッツ連隊長,参謀次長。同37(1904)年,日本政府は勲1等瑞宝章を贈った。<参考文献>中村赴『新説明治陸軍史』,高橋邦太郎『お雇い外国人(軍事)』,宿利重一『日本陸軍史研究メッケル少佐』

(影山好一郎)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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世界大百科事典 第2版の解説

メッケル【Klemens Wilhelm Jakob Meckel】

1842‐1906
ドイツ軍人。日本陸軍のドイツ式への兵制改革の指導者。プロイセンの陸軍大学を経て参謀となり,《未来の歩兵戦》《戦術学》《帥兵術》などの著書で戦術家として知られた。少佐のとき日本陸軍に招かれ,1885年3月来日して陸軍大学校御雇教師となり,3年間の滞在中に創立早々の陸軍大学校でドイツ式の戦術を教え,参謀教育を行った。また参謀本部の顧問として,参謀次長川上操六,陸軍大学校長児玉源太郎,陸軍次官桂太郎などを援助し,陸軍の兵制をフランス式からドイツ式に改革するために尽力した。

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大辞林 第三版の解説

メッケル【Klemens Wilhelm Jakob Meckel】

1842~1906) ドイツの軍人。1885年(明治18)陸軍大学校教官として来日、軍制改革や戦術教育を指導し、88年帰国した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

メッケル
めっける
Klemens Wilhelm Jakob Meckel
(1842―1906)

ドイツ軍人。3月28日ケルンに生まれる。プロイセンの陸軍大学を出て参謀将校となり、『未来の歩兵戦』『戦術学』『帥兵術』などの著書により戦術家として知られた。1885年(明治18)少佐のとき日本陸軍の軍制改革の指導のために招かれ、陸軍大学校御雇(おやとい)教師、参謀本部顧問として来日し、88年に帰国。この間、陸大で戦略戦術の教師として長岡外史(がいし)、藤井茂太(しげた)など多くの参謀将校を養成するとともに、桂(かつら)太郎や児玉(こだま)源太郎が進めている近代的な軍備の確立のための改革に顧問として大きな役割を果たした。日本陸軍がプロイセン陸軍の影響を受けるうえで重要な地位を占めている。帰国後は少将に進んで退役。1906年7月5日死去。[藤原 彰]

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世界大百科事典内のメッケルの言及

【監軍】より

…本部長はなく,東・中・西各部の3監軍部長(谷干城,野津鎮雄,三浦梧楼の各中将)が合議で部内を統轄した。85年5月18日監軍部と改称されたが,軍事費節減と戦時の軍団編成を機械的にする制度に反対する参謀本部顧問メッケルの献策により,86年7月に廃止された。(2)陸軍の教育機関。…

【ドイツ】より

…プロイセン・ドイツがナポレオン3世のフランスを一方的に破ったこともあって,79年帰国した桂は,陸軍の兵制をドイツ型に切り替えていくことになった。85年には,ドイツからメッケルが来日し,陸軍省・参謀本部・教育総監部の3部門制の確立など陸軍制度の方針に大きな影響力を及ぼした。このほかドイツの文化は,文学,教育,学術,美術,音楽などさまざまな面で近代日本に影響を与えた。…

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