ルーズベルト(Anna Eleanor Roosevelt)(読み)るーずべると(英語表記)Anna Eleanor Roosevelt

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

ルーズベルト(Anna Eleanor Roosevelt)
るーずべると
Anna Eleanor Roosevelt
(1884―1962)

アメリカの政治家、社会運動家。ニューヨーク市生まれ。1905年20歳のとき親戚(しんせき)のフランクリン・D・ルーズベルトと結婚。5児をもうけた。夫の政治生活を積極的に援助するほか婦人問題人権問題など広い分野で活躍。新聞に連載したコラムは500万の読者を得た。夫の死後も影響力をもち、1945~1953年には国連のアメリカ代表を務め、国連人権宣言の起草に積極的役割を果たした。主著に『私の日々』(1953)、『民主主義の道徳的基礎』(1940)がある。

[塚田広人]

『坂西志保訳『エリノア・ルーズヴェルト自叙伝』(1964・時事通信社)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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