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上桂荘 かみかつらのしょう

百科事典マイペディアの解説

上桂荘【かみかつらのしょう】

山城国葛野(かどの)郡の桂川右岸(南岸),現京都市西京区にあった荘園。上野(かみの)荘ともいう。開発領主は葛野郡一帯に古くから勢力を張っていた秦(はた)氏一族と推定される津守津公で,成立は10世紀中ごろと推定される。

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世界大百科事典 第2版の解説

かみかつらのしょう【上桂荘】

上野荘(かみののしよう)ともいう。山城国葛野郡(現,京都市西京区)の川右岸にあった荘園。1229年(寛喜1)の検注目録によれば,総田数16町余。10世紀中ごろ(天暦年間)の成立という。開発領主は桂川の津守津公。津公,兼枝,玉手則光と相伝し,997年(長徳3)則光は中司職(内容は下司職同様と考えられる)を留保して領家職を東三条院大納言局に寄進。領家職を継承した内大臣阿闍梨清厳は,七条院(後鳥羽天皇生母)に本家職を寄進。

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