串本[町](読み)くしもと

百科事典マイペディア 「串本[町]」の意味・わかりやすい解説

串本[町]【くしもと】

和歌山県南端,東牟婁(ひがしむろ)郡の町。本州最南端の潮岬(しおのみさき),大島がある。本土と潮岬を結ぶ砂州上の中心市街はかつては廻船寄港地として栄えたが,現在はマグロ遠洋漁業基地,避難港として重要。紀勢本線が通じる。〈串本節〉で知られ,潮岬,大島,橋杭岩吉野熊野国立公園に含まれる。2005年に串本沿岸海域がラムサール条約登録湿地となる。2005年4月東牟婁郡古座町を編入。135.67km2。1万8249人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android