仲間川(読み)ナカマガワ

  • なかまがわ〔がは〕

デジタル大辞泉の解説

沖縄県、西表(いりおもて)島南部を流れる川。浦内川に次ぐ島内第2の川。南部の山地に源を発して東流し、大富(おおとみ)付近で太平洋に注ぐ。長さ約12.3キロ。河口から2キロメートルの右岸山域に、国の天然記念物ヤエヤマヤシ群生がある。河口部には広大なマングローブ湿地帯、ヒルギの大群落が見られ、流域一帯は仲間川天然保護区域になっている。西表石垣国立公園に属する。

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世界大百科事典 第2版の解説

沖縄県西表(いりおもて)島南東部を流れ,太平洋に注ぐ川。全長12km,流域面積約32km2。沿岸部を含めて国の天然保護区域に指定されている。溺れ谷で,満潮時には河口から約10km上流まで海水の影響を受け,下流オヒルギメヒルギヤエヤマヒルギマヤプシキなどからなるみごとなマングローブ林がある。河口から約6km上流の北岸山腹にウブンドルのヤエヤマヤシ群落(天)があるが,このヤシは八重山列島だけに分布する1属1種のヤシで学術上貴重である。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

沖縄県八重山(やえやま)列島の最大面積をもつ西表島(いりおもてじま)をほぼ横断し、東流して石西礁湖(せきせいしょうこ)に注ぐ河川。延長12.3キロメートル、流域面積32.3平方キロメートル。南風岸(はえぎし)岳に源流部をもち、亜熱帯林に囲まれた峡谷部が上・中流部をなし、下流から河口部にはエスチュアリ(三角江)を呈する。河口部には日本で最大のマングローブ、ヒルギ林が群生し、仲間川天然保護区域および西表石垣国立公園となり、観光船の出る観光地となっている。[目崎茂和]

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