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元素の起源 げんそのきげん origin of elements

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

元素の起源
げんそのきげん
origin of elements

自然界には 90種をこえる元素が存在し,約 280種の安定な核種が見出されている。これらの元素の起源は 1948年 G.ガモフらによって初めて本格的に研究された。彼らは宇宙が膨張を始めた最初の 20分間の高温度・高密度状態で陽子と中性子から出発してすべての元素が合成されたと主張 (αβγ理論 ) したが,質量数5と8の安定な核種が存在しないので,彼らの説ではヘリウムより重い元素が合成されることを説明するのに無理があった。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵2015の解説

元素の起源

現在観測されるヘリウムやリチウムなど一部の軽元素の起源は、ビッグバン宇宙論で説明できる。この理論は、宇宙初期の温度、密度などを予言し、その状態下での陽子、中性子の核反応により軽元素の生成量が正確に計算できる。そこでは、観測と矛盾しない値が得られており、同宇宙論の正しさの証拠とされている。さらに生成される軽元素の重量比は光子数密度とバリオン数密度の比に依存するので、観測される軽元素の重量比からこの比に対する厳しい制限が得られる。

(二間瀬敏史 東北大学大学院理学研究科教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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