筑紫野市
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
福岡県飯塚市(いいづかし)と筑紫野市(ちくしのし)の境にある峠で、標高283メートル。江戸時代には長崎街道の難所として知られた所で、北側には内野(うちの)、南側には山家(やまえ)の両宿場町が発達、筑前六宿(ちくぜんむしゅく)に数えられた。現在は国道200号が旧峠より400メートルほど南を通過、旧峠付近には石畳の跡や郡界石が残っている。峠の下を筑豊本線がトンネルで抜け、筑豊と筑後を結ぶ交通上の要衝である。
[石黒正紀]
出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
…最高峰は山地のほぼ中央部,粕屋(かすや),筑紫(ちくし),嘉穂(かほ)の3郡の境に位置する三郡山(936m)で,ここから北に向かってしだいに高度を下げ,犬鳴(いぬなき)峠,三坂峠(170m)などに分断されている。三郡山南東の冷水(ひやみず)峠(283m)から南東部は古処(こしよ)山地と呼ばれることもある。筑紫(つくし)山地の一部をなし,標高500~600mおよび約300mに浸食平たん面がみられる。…
※「冷水峠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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