名張[市](読み)なばり

百科事典マイペディアの解説

名張[市]【なばり】

三重県中部,奈良県に接する市。1954年市制上野盆地南西部に中心市街があり,近鉄大阪線が通じる。古くは東国から大和に入る交通の要地,伊勢参宮の街道筋宿場町近世は津藩名張藤堂氏の城下町であった。地方商業の中心で,桔梗など大規模な宅地開発が進み,大阪のベッドタウン化が著しい。近鉄大阪線が通じる。南部には赤目四十八滝香落渓(こおちだに)がある。129.77km2。8万284人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

なばり【名張[市]】

三重県西端,伊賀盆地南部を占める市。1954年名賀郡名張町と滝川,箕曲(みのわ),国津の3村が合体,市制。人口7万9913(1995)。市域大半山地であるが,木津川上流の名張川宇陀川の合流点に形成された狭少な低地に旧市街地が位置する。《日本書紀》に隠(なばり)駅家とあるように,古代から南大和と伊勢を結ぶ街道宿駅として機能し,また江戸時代には津藩藤堂家の分家の居館を中心に,小城下町的体裁も整えた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

国民投票法

正式名称は「日本国憲法の改正手続に関する法律」。平成19年法律第51号。2007年(平成19)5月18日に制定され、施行は3年後の2010年5月18日である。この法律は、日本国憲法第96条に定める日本...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android