出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
熊本県東端、宮崎県境にある山。九州山地北部に属する高峰(1739メートル)で、片麻(へんま)岩からなり、緑川、川辺(かわべ)川、耳川などの分水界をなす。熊本県の最高峰で、山頂は南の小国見と主峰の大国見に分かれ、穏やかな山容を呈しているが、深いV字谷、うっそうとした林相が長年にわたって人の往来を疎にさせ、秘境とされてきた。その林相は山頂付近のブナ帯から標高を下げるにしたがって増えるツガ、モミ、やがて照葉樹林へと変わる。森林資源の開発を意図した林道の開設、延長は、これらの原生景観の存続地域を山頂や尾根付近にとどめてしまっただけでなく、ツクシシャクナゲ、ハクウンボクの群落や、ヤマネ、クマタカの生息地の多くを破壊してしまっている。山懐に抱かれていた小集落も統合移転や挙家離村によって、廃屋化が目だっている。
[山口守人]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
…雄山北西斜面の山崎カール(天)や東斜面の御前谷,大汝,内蔵ノ助谷,真砂沢などのカール,南方の御山谷氷食谷など,氷河地形も多い。西側には,室堂平,天狗平,弥陀ヶ原といった溶岩台地が広がり,これらの緩斜面の南側に位置する国見岳(2621m)や天狗山(2600m)は立山旧火山のカルデラ壁である。雄山山頂には雄山神社峰本社がある。…
※「国見岳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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