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城輪柵遺跡 きのわのさくいせき

百科事典マイペディアの解説

城輪柵遺跡【きのわのさくいせき】

山形県酒田市北部,9―12世紀の城柵跡(史跡)のある遺跡。出羽国府跡。柵はほぼ方形をなし,各辺700m余りで四隅に櫓,四方に八脚門,中央に政庁域がある。887年(仁和3年)以降,水害により八森遺跡に移転したとされる。
→関連項目国衙・国府

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世界大百科事典 第2版の解説

きのわのさくいせき【城輪柵遺跡】

山形県酒田市城輪に存在する古代の官衙遺跡。最上川の北側,庄内平野北端に位置している。1931年に地元の研究者が発見し,同年の上田三平による発掘調査により,前年発見された〈払田柵(ほつたのさく)〉同様,いわゆる〈柵木〉が発見され,文献上の柵の実体が具体化されたとして,にわかに注目を集めた。31年の調査では,1辺約720mの大きさをもつ方形の外周に,30cm×24cmほどの角材が密接して立ちならび,各辺の中央には八脚門が配され,また各隅には櫓が検出された。

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