大塚遺跡(読み)おおつかいせき

世界大百科事典 第2版の解説

おおつかいせき【大塚遺跡】

横浜市港北区中川町,牛久保町にまたがり,早淵川中流左岸の標高約50mの台地上に位置した弥生時代中期の集落跡。港北ニュータウンの開発計画にともなって1973年から3ヵ年の歳月を要して全域を発掘した。集落は,断面がV字形をした溝でとり囲まれ,その平面規模は長軸200m,最大幅130mの変形楕円形で,なかに竪穴住居跡が97基発見されて環濠集落の全容が明らかとなった。住居跡の基本的な形は隅丸長方形か小判形で,主柱4本からなるものである。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

スロースリップ

地球の表面を構成するプレートの境界面において、プレートがゆっくりと滑って移動する現象。この移動が一気に起きるとプレート境界地震になる。プレートどうしが強く固着した、アスペリティーと呼ばれる領域以外で生...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android