安然・晏然(読み)あんぜん

精選版 日本国語大辞典 「安然・晏然」の意味・読み・例文・類語

あん‐ぜん【安然・晏然】

〘形動タリ〙 =あんじょ(晏如)
本朝文粋(1060頃)七・送大江以言状長保〈藤原行成〉「面謁相隔。思如三秋。炎気已過。惟居子起居晏然」
※米沢本沙石集(1283)一〇末「別の奇特なく、安然(アンセン)として化す」 〔荀子‐議兵〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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