封ずる(読み)フウズル

デジタル大辞泉 「封ずる」の意味・読み・例文・類語

ふう・ずる【封ずる】

[動サ変][文]ふう・ず[サ変]
封をする。「小包をしっかり―・ずる」
出入り口などを閉じてふさぐ。「空港を―・ずる」「敵の退路を―・ずる」
自由な発言行動ができないようにする。「口を―・ずる」「反対派の動きを―・ずる」
神仏通力などによって閉じ込める。「お札で虫を―・ずる」
[類語]塞ぐ閉ざす閉める閉じるたてる閉め切るさえぎはば遮断する封鎖する閉鎖する閉塞へいそくする

ほう・ずる【封ずる】

[動サ変][文]ほう・ず[サ変]領地を与えて大名に取り立てる。領主とする。「五万石の大名に―・ずる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android