小童(読み)コワッパ

  • こわらわ ‥わらは
  • こわらわ〔わらは〕
  • こわろう ‥わらう
  • しょうどう〔セウ〕
  • ちいさわらわ ちひさわらは
  • 小▽童
  • 小童/少童

デジタル大辞泉の解説

《「こわらは」の音変化》子供や未熟者をののしっていう語。小僧。若僧。「小童のくせに口出しをするな」
子供。こわらべ。
「―の肩をおさへて、聞こえぬ事ども言ひつつ」〈徒然・一七五〉
年少の男子。
子供の召使い。使い走りの少年。
「嘗て自ら棉磨の工場に在りて―たりしとき」〈中村訳・西国立志編

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 (「こわらわ(小童)」の変化した語) 子ども、または若輩者をののしっていう語。若僧。
※浮世草子・御前義経記(1700)二「下に引下げられこわっぱなみの草履をつかみ」
〘名〙 幼い子ども。小さな子ども。こわらべ。こわらわべ。
※大鏡(12C前)一「みづからがこわらはにてありしとき、ぬしは廿五六ばかりのをのこにてこそはいませしか」
〘名〙 (「こわらわ(小童)」の変化した語) 草履取りや種々の下働きなどの雑用をする少年の使用人。こわろ。
※玉塵抄(1563)七「此の小わらうが三度ぬすんで食た」
〘名〙
① 小さいこども。
② 宮中で、走り使いなどの雑用に使った少年。内豎。
※言継卿記‐天文八年(1539)正月一日「ちさわらはの事説々有之、云々、或ちうさわらは日野家用之歟 或ちいさわらは徳大寺など用之」

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