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小芝居(こしばい) こしばい

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知恵蔵2015の解説

小芝居(こしばい)

歌舞伎座などでの大芝居に対して、小規模の劇場やそこでの芝居をいう。今は存続していない。江戸幕府は中村座、市村座、森田座の常設江戸三座に特権的な地位を与えて興行を許したが、これ以外の劇場で上演された歌舞伎を小芝居と総称。うち寺社地にあるものを宮芝居宮地芝居ともいう。晴天100日を限って興行が許されたから百日芝居、あるいは粗末な緞帳(どんちょう)を幕の上げ降ろしに使ったので緞帳芝居ともいわれた。回り舞台の設置は許されなかった。低料金で話題作を上演した。明治時代になり芝居鑑札制が設けられ、小芝居も鑑札を受けられるようになり全国で栄えた。しかし、第2次大戦後は少なくなり、かたばみ座を最後に東京から姿を消した。

(山本健一 演劇評論家 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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