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居住権 きょじゅうけんWohnrecht

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

居住権
きょじゅうけん
Wohnrecht

他人の家屋居住する者がその居住を継続しうる権利をいう。生存権的色彩を伴う点で,財産法上の権利である借家権と区別される。その目的は,借家人が死亡した場合に,相続権のない同居の家族 (内縁の妻や事実上の養子など) の居住を保障することにある。居住権が認められるためには,居住の必要性と合法性 (賃貸借関係) が存在することを要するが,合法性の基礎が欠けても必要性があれば,法の力によって合法性が回復せしめられると主張する。もっとも,ほかに相続人がないかぎり,内縁の妻などの居住権は借地借家法により保護されている。

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デジタル大辞泉の解説

きょじゅう‐けん〔キヨヂユウ‐〕【居住権】

家屋の居住者が継続して居住できる権利。根拠生存権にある。

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百科事典マイペディアの解説

居住権【きょじゅうけん】

家屋に居住することを生存に必要な権利として保護するために用いられる概念。法令上の用語ではない。借地借家法に基づく借家権がその中心をなす。賃貸借関係終了などの場合に居住者を保護する面で特に意義があるが,無断で他人の家屋に居住する者の権利を認めるものではない。
→関連項目借家法

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世界大百科事典 第2版の解説

きょじゅうけん【居住権】

他人の家屋に居住するためには,契約に基づく賃借権(借家権)が必要とされるが,賃借権がなくなった後にも,事実上,継続して居住できる権利をいう。賃借権は,賃貸借契約の期間が満了しても,法律上更新が保障され,賃借権が消滅することはないが,賃借人が死亡した場合に,直接に契約関係のなかった同居人に,そのまま居住を認めようとすることから,憲法25条の生存権の一つとして居住権といわれるようになった。法律上使われることばではないが,判例上は居住権的なものを認めているものがある。

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大辞林 第三版の解説

きょじゅうけん【居住権】

居住者が家屋に継続して居住する権利。

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家とインテリアの用語がわかる辞典の解説

きょじゅうけん【居住権】

居住している家屋に継続して住む権利の通称。借家権をいうことが多い。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

居住権
きょじゅうけん

家屋の居住者が継続して居住できる権利。法令上の用語ではないが、生存権(憲法25条)に基づき、居住を生存に必要な権利として主張する場合に用いられる観念で、中心となるのは借家権である。[編集部]

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