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山田奉行 やまだぶぎょう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

山田奉行
やまだぶぎょう

伊勢町奉行,伊勢山田町奉行ともいう。江戸幕府遠国奉行伊勢神宮の警備と遷宮の奉行,伊勢,志摩両国の支配を行い,鳥羽港の警備にあたった。豊臣秀吉のとき設置され,江戸幕府に引継がれた。

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デジタル大辞泉の解説

やまだ‐ぶぎょう〔‐ブギヤウ〕【山田奉行】

江戸幕府遠国(おんごく)奉行の一。老中の支配に属し、伊勢国山田に駐在して、伊勢神宮の警衛と遷宮の奉行、伊勢・志摩両国の幕領の支配、鳥羽港の管理などを任務とした。

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百科事典マイペディアの解説

山田奉行【やまだぶぎょう】

江戸幕府の職名,遠国(おんごく)奉行の一つ。伊勢(いせ)国山田におかれ,伊勢町奉行・伊勢山田町奉行・伊勢郡代とも。豊臣秀吉が伊勢神宮門前町として発達した山田を直轄領として,奉行を設置。
→関連項目宇治

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世界大百科事典 第2版の解説

やまだぶぎょう【山田奉行】

江戸幕府の地方行政機関遠国奉行の一つ。伊勢町奉行,伊勢郡代,伊勢山田町奉行などともいう。伊勢国山田は中世には伊勢神宮の門前町として発展したが,豊臣秀吉はこれを直轄地とし,神宮仕職の神部貞永を奉行に任命して支配にあたらせた。江戸幕府も直轄下に置き,1603年(慶長8)北畠氏の庶流とも,伊勢白子の町人出身とも伝えられる長野友秀を奉行に任じた。後年,大岡忠相がこの山田奉行時代に徳川吉宗に見いだされ,昇進を遂げたことは著名である。

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大辞林 第三版の解説

やまだぶぎょう【山田奉行】

江戸時代、遠国奉行の一。伊勢山田にあって、伊勢神宮の警備・修繕・造営などのほか、伊勢・志摩の幕府直轄地と鳥羽港を管理した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

山田奉行
やまだぶぎょう

江戸時代、伊勢(いせ)国山田(三重県伊勢市)に置かれた幕府遠国(おんごく)奉行の一つ。老中支配。当時は「ようだぶぎょう」とよんだ。豊臣(とよとみ)秀吉が創置し、幕府に引き継がれた。初期は伊勢町奉行、伊勢郡代(ぐんだい)ともよばれたが、奉行は1ないし2名いた。伊勢神宮の警備と、20年ごとの遷宮の造営奉行、毎年9月16日の神事に際して神事奉行を勤めるほか、普段は神宮領の支配や裁判をつかさどり、鳥羽(とば)港での荷物の検査、外国船に対する警戒なども職務とした。配下に与力(よりき)、同心(どうしん)、水主(かこ)をもち、これらの俸禄(ほうろく)も含め3000石の役料を支給されたが、1696年(元禄9)以降配下の役人には500石別途支給され、奉行は1500俵の役料となる。1738年(元文3)の規定では、1000石高の旗本の役と決まる。[上野秀治]

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