デジタル大辞泉 「巨」の意味・読み・例文・類語 きょ【巨】[漢字項目] [常用漢字] [音]キョ(漢) コ(慣) [訓]おおきい おおい〈キョ〉1 おおきい。「巨漢・巨人・巨体・巨大・巨木」2 おおい。「巨億・巨額・巨財・巨富・巨万」3 ずば抜けてすぐれている。「巨匠・巨頭」〈コ〉おおきい。「巨細」[名のり]お・おお・なお・まさ・み 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「巨」の読み・字形・画数・意味 巨常用漢字 5画(旧字)5画(異体字)14画 [字音] キョ[字訓] さしがね・おおきい[説文解字] [金文] [字形] 象形把手のある矩形の定規。〔説文〕五上「規(矩)なり」とし、「工に從ひ、手もて之れを持つに象る」と会意に解するが、さしがねの象形。は矢の曲直を正す意の会意字。規は夫に従い、夫の初形はでぶんまわし、は方、規は円を作る。後漢の式は字(あざな)は巨。(矩)によって定式をうるので、と式とが対待の語となる。巨大の意は鉅と通用の義。人の上に移して巨魁・巨子といい、数量の上に移して巨万のようにいう。[訓義]1. さしがね。2. おおきい、数が多い、すぐれる。3. と通じ、なんぞ。[古辞書の訓]〔名義抄〕 フトシ・オホイ(キ)ナリ・オホシ[声系]〔説文〕に声として・(距)・(拒)・鉅・渠・など十七字を収める。は距の形と似ている。鉅は鋳こみの形。・工・金の字形は、鋳こみの形と関係がある。[熟語]巨億▶・巨廈▶・巨家▶・巨海▶・巨魁▶・巨壑▶・巨額▶・巨猾▶・巨艦▶・巨患▶・巨漢▶・巨観▶・巨檻▶・巨眼▶・巨巌▶・巨魚▶・巨勲▶・巨鯨▶・巨碣▶・巨▶・巨拳▶・巨硯▶・巨賢▶・巨口▶・巨公▶・巨構▶・巨豪▶・巨棍▶・巨査▶・巨細▶・巨財▶・巨刹▶・巨子▶・巨指▶・巨識▶・巨室▶・巨樹▶・巨匠▶・巨浸▶・巨人▶・巨製▶・巨川▶・巨▶・巨▶・巨▶・巨象▶・巨多▶・巨大▶・巨弾▶・巨帙▶・巨痛▶・巨蠹▶・巨頭▶・巨年▶・巨擘▶・巨舶▶・巨璞▶・巨庇▶・巨筆▶・巨▶・巨富▶・巨拇▶・巨▶・巨防▶・巨万▶・巨溟▶・巨陽▶・巨利▶・巨▶・巨麗▶・巨霊▶・巨浪▶ 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報