デジタル大辞泉 「月並」の意味・読み・例文・類語
つき‐なみ【月並(み)/月▽次】
1 毎月きまって行われること。月に一度ずつあること。毎月。月ごと。「―の会」
2 「月並俳句」の略。
3 「月次の祭」の略。
4 十二の月の順序。月の移り変わり。「なみ」を「波」に掛けて、歌語として用いられる。
「水のおもに照る―を数ふれば今宵ぞ秋のもなかなりける」〈拾遺・秋〉
[名・形動]新鮮みがなく、ありふれていて平凡なこと。また、そのさま。「―な表現」「発想が―だ」
「そんな―を食いにわざわざここ迄来やしないと」〈漱石・吾輩は猫である〉
[類語]()(1)月例・月次/()凡庸・平凡・ありきたり・並・凡俗・俗・ありふれる・普通・一般・一般的・尋常・通常・平常・通例・標準・標準的・平均的・