弁長・辨長(読み)べんちょう

精選版 日本国語大辞典 「弁長・辨長」の意味・読み・例文・類語

べんちょう ベンチャウ【弁長・辨長】

平安末期~鎌倉初期の浄土宗の僧。鎮西流の祖。筑前国(福岡県)生まれ。字は弁阿。号は聖光房。敬称鎮西上人・善導寺上人など。比叡山天台宗を学び、のち法然の門にはいった。元久元年(一二〇四)九州に帰り、広く念仏の教えを宣揚。著書に「浄土宗要集」「徹選択本願念仏集」など。応保二~嘉禎四年(一一六二‐一二三八

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