引きも切らず(読み)ヒキモキラズ

デジタル大辞泉 「引きも切らず」の意味・読み・例文・類語

ひき‐も‐きらず【引きも切らず】

[副]絶え間なく。ひっきりなしに。「客が引きも切らず詰めかける」
[類語]引き続き続続延延長長脈脈続けざま立て続けぶっ続け連綿綿綿次次相次いでじゃんじゃんどしどしきびすを接する芋蔓式引っ切り無し我も我も矢継ぎ早畳み掛ける縷縷しょっちゅうのべつ不断常に絶えず終始始終ずっと日夜夜昼明け暮れ明けても暮れても寝ても覚めても朝な夕な昼夜をおかず昼夜を分かたず夜を日に継ぐずるずるべったりのべつ幕無し

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精選版 日本国語大辞典 「引きも切らず」の意味・読み・例文・類語

ひき【引】 も=切(き)らず[=切(き)らない・=切(き)れない]

  1. 絶え間がない。ひっきりなしである。次々と続く。引きもちぎらず。
    1. [初出の実例]「恥をあらはせる落人共、毎日に引も切らず十方へ逃散る」(出典:太平記(14C後)七)

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