のべつ(読み)ノベツ

デジタル大辞泉 「のべつ」の意味・読み・例文・類語

のべつ

[副]絶え間なく続くさま。ひっきりなしに。「のべつ話している」「のべつに働いている」
[類語]始終しょっちゅう絶え間ない綿綿引き続き縷縷続続延延長長脈脈続けざま立て続けぶっ続け連綿次次相次いでじゃんじゃんどしどしきびすを接する芋蔓式引きも切らず引っ切り無し我も我も矢継ぎ早畳み掛ける不断常に絶えず終始ずっと日夜夜昼明け暮れ明けても暮れても寝ても覚めても朝な夕な昼夜をおかず昼夜を分かたず夜を日に継ぐずるずるべったりのべつ幕無し

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精選版 日本国語大辞典 「のべつ」の意味・読み・例文・類語

のべつ

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 間を置かないで続くさま。ひっきりなし。むやみやたらである気持を込めて用いることが多い。
    1. [初出の実例]「そりゃもう続々(ノベツ)にやっつけたさうさ」(出典当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉一〇)

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