綿綿(読み)メンメン

デジタル大辞泉 「綿綿」の意味・読み・例文・類語

めん‐めん【綿綿】

[ト・タル][文][形動タリ]長く続いて絶えないさま。「思いのたけを綿綿とつづる」
[類語]縷縷続続延延長長脈脈続けざま立て続けぶっ続け連綿次次相次いでじゃんじゃんどしどしきびすを接する芋蔓式引きも切らず引っ切り無し我も我も矢継ぎ早畳み掛けるしょっちゅうのべつ不断常に絶えず終始始終ずっと日夜夜昼明け暮れ明けても暮れても寝ても覚めても朝な夕な昼夜をおかず昼夜を分かたず夜を日に継ぐずるずるべったりのべつ幕無し元元元来本来大体どだい自体そもそも元より根っから何等なんら全然全く一向さっぱりまるきりまるで今まで従来年来旧来これまで在来従前古来かねがねかねて常常つねづね間断かんだん前前まえまえ生まれつき生来

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精選版 日本国語大辞典 「綿綿」の意味・読み・例文・類語

めん‐めん【綿綿】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 長く続いて、絶えないさま。どこまでも続いているさま。
    1. [初出の実例]「綿綿千累路、帛素寄双飛」(出典:文華秀麗集(818)上・在辺贈友〈小野岑守〉)
    2. 「石見の女に、死たる後に子うまれて、四十二世とかつづきて綿々たり」(出典:随筆・胆大小心録(1808)一二七)
    3. [その他の文献]〔詩経‐王風・葛藟〕

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普及版 字通 「綿綿」の読み・字形・画数・意味

【綿綿】めんめん

長く続くさま。〔老子、六〕谷死せず、是れを玄牝(げんびん)と謂ふ。玄牝の門、是れを天地の根と謂ふ。緜緜として存するが(ごと)く、之れを用ふるも(つ)きず。

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