我も我も(読み)ワレモワレモ

デジタル大辞泉 「我も我も」の意味・読み・例文・類語

われわれ

大勢が先を争うさま。我がちに。我先に。「我も我もと立候補する」
[類語]続続延延長長脈脈続けざま立て続けぶっ続け連綿綿綿次次相次いでじゃんじゃんどしどしきびすを接する芋蔓式引きも切らず引っ切り無し矢継ぎ早畳み掛ける縷縷しょっちゅうのべつ不断常に絶えず終始始終ずっと日夜夜昼明け暮れ明けても暮れても寝ても覚めても朝な夕な昼夜をおかず昼夜を分かたず夜を日に継ぐずるずるべったりのべつ幕無し奮って積極的自発的能動的意識的主体的意図的意欲的精力的自主的活動的好んで進取前向きわざわざわざと強いてたってことさら乗り気求めて進んで我勝ち我先喜んで喜ぶしゃかりきしゃにむにアクティブアグレッシブポジティブ自ら手ずから直直じきじき直接直接的じか身を以てダイレクト故意作為作為的未必の故意あえてえいやっと我劣らじとわざとらしいむにまれぬ及ばずながら献身的強気強引押して努めて曲げて断固断然思い切ってるか反るか思う様思う存分存分思いのまま力一杯精一杯率先果敢惜しみない意気込む本腰本腰を入れる入れ込むひたむき

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精選版 日本国語大辞典 「我も我も」の意味・読み・例文・類語

われ【我】 も 我(われ)

  1. 多くの者が先を争うさまにいう語。われがちに。われ先に。
    1. [初出の実例]「われもわれも見きかむと思ひて、ざうしきは、やむごとなきさぶらひの人ぞいでたつ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲下)
    2. 「小宿にさそひゆかんと、無分別をおもひ立、我も我もとちかより」(出典:浮世草子・西鶴諸国はなし(1685)四)

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