デジタル大辞泉
「掛り合う」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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かかり‐あ・う‥あふ【掛合・係合】
- 〘 自動詞 ワ行五(ハ四) 〙
- ① いっせいに攻撃をしかける。また、互いに攻めかかる。
- [初出の実例]「楠が二陣の勢千余騎にて蒐(カカリ)合ひ」(出典:太平記(14C後)二六)
- ② ある事を実現するためなどで、相手と話し合いをする。交渉する。かけ合う。
- [初出の実例]「委細は伴五郎どの、かかり合って下さい」(出典:歌舞伎・彩入御伽草(おつま八郎兵衛)(1808)序幕)
- ③ 人や物事とあるつながりをもつ。関係する。
- [初出の実例]「懸(カカ)り合(アフ)奴は欲心で情人(いろ)になるのサ」(出典:人情本・春色恋白波(1839‐41)一)
- 「私はどうもそんな事に係り合ふ気にはなれませんね」(出典:煤煙(1909)〈森田草平〉二)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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