出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
京都市のほぼ中央部、二条から五条までの高瀬(たかせ)川東側の地区。南北の街路は木屋町通りという。1614年(慶長19)角倉了以(すみのくらりょうい)による高瀬川開削で、大坂や伏見(ふしみ)から薪炭(しんたん)、木材などが運ばれ、高瀬川沿いには材木商が集まり木屋町とよばれるようになった。現在では川沿いの柳並木に昔のおもかげをとどめるのみで、旅館、料亭などが軒を連ね、ことに三条、四条間は花街先斗(ぽんと)町と接し、バー、飲食店などの集まる歓楽街をなしている。2003年(平成15)に京都市により木屋町界隈(かいわい)が「美しいまちづくり重点地区」に指定された。
[織田武雄]
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