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桑実寺 クワノミデラ

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デジタル大辞泉の解説

くわのみ‐でら〔くはのみ‐〕【桑実寺】

滋賀県近江八幡市にある天台宗の寺。山号は繖山(きぬがさざん)。開創は7世紀後半、藤原鎌足の子、僧定恵と伝える。「桑実寺縁起」2巻は重文。桑峰(くわみね)薬師。

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世界大百科事典 第2版の解説

くわのみでら【桑実寺】

滋賀県蒲生郡安土町にある天台宗の寺。山号は繖山(きぬがさざん)。桑峰薬師ともいう。天智天皇の勅願によって,藤原鎌足の子定慧が開創したと伝えられ,湖上に出現したという薬師如来を安置する。定慧が中国より桑実をもたらし,ここに植えたことにより,桑実寺と称したという。寺宝の《桑実寺縁起》は寺の由緒や本尊の霊験譚を語り,絵は土佐光茂,詞は後奈良天皇,青蓮院尊鎮法親王,三条西実隆らが書いたものである。【伊藤 唯真】

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大辞林 第三版の解説

くわのみでら【桑実寺】

滋賀県近江八幡市安土町にある天台宗の寺。山号は、繖山きぬがささん。天智天皇の勅願により藤原鎌足の子定恵じようえが創建、唐渡りの桑を植え養蚕を教えたという。将軍足利義晴が当寺に避難して、「桑実寺縁起絵巻」を奉納した。桑峰薬師。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

桑実寺
くわのみでら

滋賀県近江八幡(おうみはちまん)市安土町桑実寺(あづちちょうくわのみじ)にある天台宗の寺。433メートルの繖山(きぬがさざん)の中腹にある。677年(天武天皇6)、天智(てんじ)天皇の勅願により、藤原鎌足(かまたり)の子、定恵(じょうえ)によって創建されたと伝える。寺名の由来は、定恵が唐から持ち帰った桑の実を植えて養蚕を教えた因縁による。歴朝の祈願道場として栄えたが、しだいに荒廃し、1576年(天正4)安土城を造築した織田信長によって再興された。江戸後期以降、火災や暴風雨により諸堂を失い、現在、桃山期の建築様式を示す本堂(国の重要文化財)、開山堂などがある。本尊の薬師如来(やくしにょらい)は地域では桑峯(くわみね)薬師と称し、難病救済の霊像として信仰されている。薬師如来の霊験(れいげん)を描いた絵巻『桑実寺縁起』2巻があり、国の重要文化財に指定されている。[塩入良道]

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