(読み)オバシマ

デジタル大辞泉の解説

おばしま【欄】

てすり。欄干。
「楼上の―に干したる敷布、襦袢(はだぎ)などまだ取入れぬ人家」〈鴎外舞姫

らん【欄】

印刷物の紙面上の、区切られた一定の部分。特に、罫(けい)で囲まれた部分。「答えは左のに記入せよ」
新聞・書籍・雑誌などで、決まった記事を載せる区切られた一定の部分。「投書
てすり。欄干。
「狗児―に戯れて」〈織田訳・花柳春話

らん【欄】[漢字項目]

常用漢字] [音]ラン(呉)(漢) [訓]おばしま
てすり。おばしま。「欄干勾欄(こうらん)高欄・朱欄」
木を横に渡した囲い。「欄井
紙面の、区分された部分。「欄外空欄・上欄・本欄文芸欄

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大辞林 第三版の解説

おばしま【欄】

欄干らんかん。てすり。 「楼上の-に干したる敷布、襦袢など/舞姫 鷗外

らん【欄】

手すり。欄干らんかん
印刷物の紙面の、枠で区切った部分。 「生年月日を書く-」 「解答-」
新聞・雑誌などの編集上の一区分。 「読者の-」

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図書館情報学用語辞典の解説

横組の図書や雑誌において,1ページの版面を縦に二つ以上に分割して版を組んである場合の,分割された各々の部分.ページ付けの代わりに,欄に番号付けがされることもある.縦組の場合は,横に分割し,それぞれを段という.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

おばしま【欄】

〘名〙 欄干(らんかん)。てすり。また、それの付いているもの。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
※浄瑠璃・神霊矢口渡(1770)一「玉座に餝(かざり)し二つの矢恭々敷(うやうやしく)携へて、階(オバシマ)近くおり立ち給ひ」

らん【欄】

〘名〙
① てすり。らんかん。おばしま。また、かき。柵。かこい。〔十巻本和名抄(934頃)〕 〔呉志‐陸遜伝〕
② (かこいの意から) 書籍・新聞紙などの紙面にある周囲のわく。また、新聞・雑誌などの記事、文章などを、その種類に応じて分けた区画。小説欄、投書欄、広告欄など。
小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉下「右の法則の第一たる主客に関する議論の如きはおのれ特別に欄(ラン)を設けて仔細に説明なすべければ」

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