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汎知学 はんちがくpansophia[ラテン]

世界大百科事典 第2版の解説

はんちがく【汎知学 pansophia[ラテン]】

16世紀から17世紀にかけてのヨーロッパの転回期に出現した北方の精神運動。ラテン語,ドイツ語を直接写してパンソフィア,パンゾフィーともいう。H.クーンラート,ノリウスNollius,ドルンG.Dorn,V.ワイゲル,ジデロクラテスS.Siderocratesのような,主としてドイツのカッセルとフランクフルトを中心に活動した学者たちによって1600年前後に培われ,やがてチュービンゲンの知識人グループに波及してより福音主義的な色彩を帯びながら,J.V.アンドレーエの薔薇(ばら)十字文書に集中的表現を見いだした。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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