涙に咽ぶ(読み)ナミダニムセブ

デジタル大辞泉 「涙に咽ぶ」の意味・読み・例文・類語

なみだむせ・ぶ

涙でのどがつまるほどに泣く。
[類語]泣く涙する涙ぐむむせすすり上げるしゃくり上げるき上げるこくする落涙する流涕りゅうていする涕泣ていきゅうする歔欷きょきする嗚咽おえつする慟哭どうこくする号泣する号哭ごうこくするめそめそする差し泣き明かす泣き暮らす泣き伏す泣き沈む泣き崩れる泣き濡れる泣き出す泣き叫ぶ泣き喚く泣き腫らす泣きじゃくるむせび泣く噎せ返る・泣き噎ぶ・すすり泣く忍び泣く涙に暮れる涙に沈むそでを絞るむずかるべそをかく

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精選版 日本国語大辞典 「涙に咽ぶ」の意味・読み・例文・類語

なみだ【涙】 に 咽(むせ)

  1. 涙で、声がとだえがちである。また、泣きに泣く。
    1. [初出の実例]「身のあるやうを仏に申すにも、なみだにむせぶとすていひもやられず」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)

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