デジタル大辞泉 「差し含む」の意味・読み・例文・類語 さし‐ぐ・む【差し▽含む】 [動マ五(四)]《「ぐむ」は接尾語》涙がわいてくる。涙ぐむ。「―・む涙を拭う」〈紅葉・多情多恨〉[類語]泣く・涙する・涙ぐむ・噎むせぶ・啜すすり上げる・噦しゃくり上げる・咳せき上げる・哭こくする・落涙する・流涕りゅうていする・涕泣ていきゅうする・歔欷きょきする・嗚咽おえつする・慟哭どうこくする・号泣する・号哭ごうこくする・めそめそする・泣き明かす・泣き暮らす・泣き伏す・泣き沈む・泣き崩れる・泣き濡れる・泣き出す・泣き叫ぶ・泣き喚く・泣き腫らす・泣きじゃくる・噎むせび泣く・噎せ返る・泣き噎ぶ・すすり泣く・忍び泣く・涙に暮れる・涙に沈む・涙に噎ぶ・袖そでを絞る・むずかる・べそをかく 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「差し含む」の意味・読み・例文・類語 さし‐ぐ・む【差含】 〘 自動詞 マ行五(四) 〙 涙がわいてくる。涙が出そうになる。涙ぐむ。[初出の実例]「いにしへの野中の清水見るからにさしくむ物は涙なりけり〈よみ人しらず〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)恋四・八一三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例