泣叫ぶ(読み)ナキサケブ

デジタル大辞泉 「泣叫ぶ」の意味・読み・例文・類語

なき‐さけ・ぶ【泣(き)叫ぶ】

[動バ五(四)]大きな声で泣く。泣きながら叫ぶ。「迷子が道で―・ぶ」
[類語]泣きじゃくるしゃくり上げるすすり上げる泣き伏す泣きしきる泣き濡れる泣く涙する涙ぐむむせき上げるこくする落涙する流涕りゅうていする涕泣ていきゅうする歔欷きょきする嗚咽おえつする慟哭どうこくする号泣する号哭ごうこくするめそめそする差し泣き明かす泣き暮らす泣き沈む泣き崩れる泣き出す泣き喚く泣き腫らすむせび泣く噎せ返る・泣き噎ぶ・すすり泣く忍び泣く涙に暮れる涙に沈む涙に噎ぶそでを絞るむずかるべそをかく

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精選版 日本国語大辞典 「泣叫ぶ」の意味・読み・例文・類語

なき‐さけ・ぶ【泣叫】

  1. 〘 自動詞 バ五(四) 〙 大声を出して泣く。泣きながらさけぶ。号泣する。
    1. [初出の実例]「母の象之を見て、声を挙げて号詢(ナキサケブ)」(出典:地蔵十輪経元慶七年点(883)二)

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