デジタル大辞泉 「歔欷」の意味・読み・例文・類語 きょ‐き【×歔×欷】 [名](スル)すすり泣くこと。むせび泣き。「魂と魂と抱擁し、接吻し、―し、号泣したかった」〈倉田・愛と認識との出発〉[類語]泣く・涙する・涙ぐむ・噎むせぶ・啜すすり上げる・噦しゃくり上げる・咳せき上げる・哭こくする・落涙する・流涕りゅうていする・涕泣ていきゅうする・嗚咽おえつする・慟哭どうこくする・号泣する・号哭ごうこくする・めそめそする・差し含ぐむ・泣き明かす・泣き暮らす・泣き伏す・泣き沈む・泣き崩れる・泣き濡れる・泣き出す・泣き叫ぶ・泣き喚く・泣き腫らす・泣きじゃくる・噎むせび泣く・噎せ返る・泣き噎ぶ・すすり泣く・忍び泣く・涙に暮れる・涙に沈む・涙に噎ぶ・袖そでを絞る・むずかる・べそをかく 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「歔欷」の意味・読み・例文・類語 きょ‐き【歔欷】 〘 名詞 〙 すすり泣くこと。むせび泣くこと。[初出の実例]「於レ是娘子歔欷曰」(出典:万葉集(8C後)一六・三七八六・題詞)[その他の文献]〔楚辞‐離騒〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「歔欷」の読み・字形・画数・意味 【歔欷】きよき すすり泣く。〔楚辞、離騒〕曾(かさ)ねて歔欷して余(われ)鬱邑(うついふ)す (わ)が時の當らざるを哀しむ字通「歔」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報