デジタル大辞泉 「泣崩れる」の意味・読み・例文・類語 なき‐くず・れる〔‐くづれる〕【泣(き)崩れる】 [動ラ下一][文]なきくづ・る[ラ下二]激しくとり乱して泣く。激しく泣いてその場にくずおれる。「悲報に接し―・れる」「事故現場で―・れる」[類語]泣く・涙する・涙ぐむ・噎むせぶ・啜すすり上げる・噦しゃくり上げる・咳せき上げる・哭こくする・落涙する・流涕りゅうていする・涕泣ていきゅうする・歔欷きょきする・嗚咽おえつする・慟哭どうこくする・号泣する・号哭ごうこくする・めそめそする・差し含ぐむ・泣き明かす・泣き暮らす・泣き伏す・泣き沈む・泣き濡れる・泣き出す・泣き叫ぶ・泣き喚く・泣き腫らす・泣きじゃくる・噎むせび泣く・噎せ返る・泣き噎ぶ・すすり泣く・忍び泣く・涙に暮れる・涙に沈む・涙に噎ぶ・袖そでを絞る・むずかる・べそをかく 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「泣崩れる」の意味・読み・例文・類語 なき‐くず・れる‥くづれる【泣崩・泣頽】 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]なきくづ・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 なりふりかまわないでひどく泣く。とり乱して泣く。泣きくずおれる。[初出の実例]「万感交(こもごも)胸を衝きて頓(とみ)に言語も泣崩(ナキクヅ)れ」(出典:寧馨児(1894)〈石橋思案〉五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例