デジタル大辞泉 「噎び泣く」の意味・読み・例文・類語 むせび‐な・く【×噎び泣く/▽咽び泣く】 [動カ五(四)]息が詰まるほど激しく泣く。声をのみこむようにして泣く。むせかえる。「―・くような汽笛」[類語]すすり泣く・忍び泣く・嗚咽・泣く・涙する・涙ぐむ・噎むせぶ・啜すすり上げる・噦しゃくり上げる・咳せき上げる・哭こくする・落涙する・流涕りゅうていする・涕泣ていきゅうする・歔欷きょきする・慟哭どうこくする・号泣する・号哭ごうこくする・めそめそする・差し含ぐむ・泣き明かす・泣き暮らす・泣き伏す・泣き沈む・泣き崩れる・泣き濡れる・泣き出す・泣き叫ぶ・泣き喚く・泣き腫らす・泣きじゃくる・噎せ返る・泣き噎ぶ・涙に暮れる・涙に沈む・涙に噎ぶ・袖そでを絞る・むずかる・べそをかく 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「噎び泣く」の意味・読み・例文・類語 むせび‐な・く【噎泣】 〘 自動詞 カ行五(四) 〙 喉(のど)をつまらせて泣く。しゃくりあげながら泣く。むせびかえって泣く。[初出の実例]「侍臣及び僧、鯁(ムセ)ひ泣(ナ)か不といふこと無し」(出典:大慈恩寺三蔵法師伝承徳三年点(1099)七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例