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泣く/鳴く/啼く ナク

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デジタル大辞泉の解説

な・く【泣く/鳴く/×啼く】

[動カ五(四)]
(泣く)
㋐悲しみ・苦しみ・喜びや痛さなどをおさえることができず、声をあげたり、涙を出したりする。「うれし泣きに―・く」「大声をあげて―・く」「話に感動して―・く」
㋑身にしみて、つらい思いをする。苦労を経験する。「悲運に―・く」「悪天候に―・く」
㋒無理や損を知りつつ承知する。権利をあきらめたり、しかたなく身をひいたりする。「ここは一つ君に―・いてもらおう」
㋓実際の内容と隔たりが大きく、それと名乗るのがはばかられる思いがする。「看板が―・く」「名門校の名が―・く」
㋔染色や加工のとき染料が隣の色や白地の部分に浸出する。
(鳴く・啼く)鳥・虫・獣などが声を出す。「虫が―・く」「蛙がやかましく―・く」「雉(きじ)も―・かずば撃たれまい」
(鳴く)マージャンで、他の人の捨てた牌(パイ)を碰(ポン)槓(カン)する。または、左隣の人の捨てた牌を吃(チー)する。
[可能]なける

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大辞林 第三版の解説

なく【泣く】

( 動五[四] )
〔「音」の母音交替形「な」の動詞化〕
人が、悲しみ・苦しみなどのために声を出し、涙を流す。また、喜びなどで涙を流す場合にもいう。 「人前で大声で-・く」 「赤ん坊が-・く」 「音のみ-・きつつ恋ふれども/万葉集 481
ひどい目にあって、嘆き悲しむ。 「不運に-・く」 「重税に-・く」
無理な要求を受け入れる。 「しかたない、もう百円-・きましょう」
そのものにあたいしない。 「看板が-・く」
[可能] なける
[表記] なく(泣・鳴)
「泣く」は“泣き声を出す。涙を流す。つらく感じる”の意。声を出して泣き叫ぶ場合は「哭く」とも書く。「赤ん坊が泣く」「重なる不運に泣く」「今泣いた烏からすがもう笑う」  「鳴く」は“鳥・獣・虫などが声を出す”の意。鳥が鳴く場合は「啼く」とも書く。「小鳥が鳴く」「虫が鳴く」「鳴かず飛ばず」

出典|三省堂
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