デジタル大辞泉 「泣き濡れる」の意味・読み・例文・類語 なき‐ぬ・れる【泣き×濡れる】 [動ラ下一][文]なきぬ・る[ラ下二]泣いて涙で頰などがぬれる。「―・れた顔」[類語]泣きじゃくる・しゃくり上げる・すすり上げる・泣き伏す・泣きしきる・泣き叫ぶ・泣く・涙する・涙ぐむ・噎むせぶ・咳せき上げる・哭こくする・落涙する・流涕りゅうていする・涕泣ていきゅうする・歔欷きょきする・嗚咽おえつする・慟哭どうこくする・号泣する・号哭ごうこくする・めそめそする・差し含ぐむ・泣き明かす・泣き暮らす・泣き沈む・泣き崩れる・泣き出す・泣き喚く・泣き腫らす・噎むせび泣く・噎せ返る・泣き噎ぶ・すすり泣く・忍び泣く・涙に暮れる・涙に沈む・涙に噎ぶ・袖そでを絞る・むずかる・べそをかく 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「泣き濡れる」の意味・読み・例文・類語 なき‐ぬ・れる【泣濡】 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]なきぬ・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 泣いた涙でほおがぬれる。泣きそぼつ。[初出の実例]「東海の小島の磯の白砂に われ泣(ナ)きぬれて 蟹とたはむる」(出典:一握の砂(1910)〈石川啄木〉我を愛する歌) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例