湯ノ花温泉(読み)ゆノはなおんせん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

湯ノ花温泉
ゆノはなおんせん

福島県南西部,南会津町にある温泉。伊南川の支流,湯岐川沿いに湧く山の湯。泉質は単純泉。泉温は 53℃。神経痛,皮膚病,火傷などにきくといわれる。湯岐川沿いに4ヵ所の共同浴場があり,宿の内湯よりも共同浴場を利用する宿泊客が多い。

湯ノ花温泉
ゆノはなおんせん

京都府南西部,亀岡市西郊の閑静な山峡にある温泉。京都の奥座敷ともいわれ,静かなたたずまいを求めて訪れる静養客が多い。泉質は放射能泉。泉温は 17℃。戦国時代には傷を負った将兵がここで湯治をしたといわれ,切り傷打ち身,神経痛などにきく。亀岡の古社寺めぐりや保津峡下りの基地によく,マツタケたけのこ,ぼたん鍋などの料理を名物にしている宿が多い。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

湯ノ花温泉
ゆのはなおんせん

福島県南西部、南会津郡南会津町湯ノ花にある温泉。泉質は塩化物泉。室町期の開湯と伝えられる。湯岐(ゆのまた)川沿いの標高730メートルの地にあり、唐沢(からさわ)峠を越えて西方にある木賊(とくさ)温泉とともに田代(たしろ)山への登山基地となっている。会津鉄道会津高原尾瀬口駅からバスの便がある。[原田 榮]

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