病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 「甲状腺ホルモン剤」の解説
甲状腺ホルモン剤
《リオチロニンナトリウム製剤》
チロナミン(武田薬品工業)
《レボチロキシンナトリウム水和物製剤》
チラーヂンS(あすか製薬、武田薬品工業)
レボチロキシンNa(サンド、富士製薬工業)
いろいろな原因から、甲状腺でのホルモン分泌が不十分になると、糖質や
甲状腺ホルモン剤は、甲状腺機能低下症のほか、
①過敏症状(
②
①錠剤と散剤があり、食後の服用が原則です。1日あるいは1回の服用量、服用時間については医師・薬剤師の指示を守り、かってに中止したり、減量・増量しないでください。
また、服用するときは、十分な水(コップ1杯の水)で飲んでください。
②服用の効果が現れるまでには、数日から数週間かかります。
かってな判断で中止したり服用量を変えたりしないでください。
③以前にこの薬を服用したときに過敏症状をおこしたことのある人、最近に
④狭心症、時間のたった心筋梗塞、動脈硬化症、高血圧症、
⑤高齢者が服用する必要のある場合には、まず少量から服用し始め、通常よりも長期間かけて増量し、日常的に服用する薬の量も最小必要量にとどめる必要があります。
服用の指示をより厳重に守ってください。
⑥この薬と、ワルファリンカリウム製剤などの抗凝血剤とを併用すると、出血しやすくなります。
また、薬によっては、血糖降下剤と併用すると、血糖降下剤の効果を低下させたり、エフェドリン、メチルエフェドリンなどの気管支拡張剤・
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