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矢立峠 やたてとうげ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

矢立峠
やたてとうげ

青森・秋田両県の県境にある。標高 258m。羽州街道 (国道7号線) が越え,JR奥羽本線はこの峠の下を通過する。峠の北方碇ヶ関,南に陣場などの集落がある。近くに湯ノ沢,日景,矢立などの温泉がある。

矢立峠
やたてとうげ

宮崎県南部,鰐塚山地の中部にある峠。標高 680m。宮崎市三股町日南市の境界の鰐塚山山頂の南方約 3.5kmにある。広渡川の谷と,都城盆地大淀川支流の沖水川の谷とを結ぶ昔からの重要な交通路。日南市と都城市を結ぶ県道が通る。

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デジタル大辞泉の解説

やたて‐とうげ〔‐たうげ〕【矢立峠】

青森・秋田両県の県境にある峠。標高258メートル。白神山地東端に位置し、青森県側に流れる平川と秋田県側に流れる下内川との分水嶺になっている。

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百科事典マイペディアの解説

矢立峠【やたてとうげ】

青森・秋田県境上の羽州街道(国道7号線)の峠。標高258m,奥羽本線がトンネルで通じる。能代川の支流下内川と岩木川の支流平川の分水界。1586年開かれたと伝え,《梅津政景日記》《東遊雑記》などにみえる。

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世界大百科事典 第2版の解説

やたてとうげ【矢立峠】

秋田県大館市と青森県碇ヶ関(いかりがせき)村の境にある羽州街道(国道7号線)の峠。標高258m。米代川支流下内川と,岩木川支流平川の分水界で,付近一帯は秋田杉美林である。下内川先端の沢目に矢立温泉(赤湯),日景温泉,平川上流には相乗(あいのり)温泉,湯ノ沢温泉がある。峠は羽州街道の難所で,吉田松陰はそのようすを《東北遊日記》に記している。1821年(文政4)南部藩士相馬大作らが参勤の津軽藩主を襲おうとした事件の舞台ともなった。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔青森県(秋田県)〕矢立峠(やたてとうげ)


青森・秋田県境に連なる白神(しらかみ)山地の東端に位置する峠。標高約260m。国道7号が通り、JR奥羽(おうう)本線が峠下の矢立トンネルを通過する。峠を挟んで青森県側に相乗(あいのり)温泉・湯ノ沢温泉、秋田県側に矢立温泉・日景(ひかげ)温泉が点在する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

矢立峠
やたてとうげ

青森県平川(ひらかわ)市と秋田県大館(おおだて)市の県境にある峠。標高258メートル。国道7号(羽州街道)がこの峠を越え、北西方を奥羽本線が矢立トンネルで抜けている。江戸時代は弘前(ひろさき)・秋田両藩の藩境で、青森県側の峠下には碇ヶ関(いかりがせき)番所が置かれた。当時の街道は現在の国道の西寄りにあり、1821年(文政4)檜山(ひやま)騒動の主謀者相馬大作(そうまだいさく)(下斗米(しもとまい)秀之進)が参勤交代帰途の弘前藩主津軽寧親(やすちか)を襲ったのは峠付近であったという。峠一帯は杉の美林で知られ、また青森県側に相乗(あいのり)、湯の沢、秋田県側に矢立、日景(ひかげ)の各温泉がある。[横山 弘]

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