コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

真俗二諦 しんぞくにたい

5件 の用語解説(真俗二諦の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

真俗二諦
しんぞくにたい

仏教用語。真諦 paramārtha-satyaと俗諦 saṃvṛti-satyaのこと。真諦とは,勝義諦,第一義諦ともいい,出世間的な絶対的真理をさし,俗諦とは,世間諦ともいい,世間的な真理をさす。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

しんぞく‐にたい【真俗二諦】

仏語。真諦と俗諦。浄土真宗では、仏法を真諦、王法を俗諦として相依(そうえ)相資の関係にあるとする。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

真俗二諦【しんぞくにたい】

仏教で絶対的悟りと相対的悟りを区別していう用語。真諦は勝義諦・第一義諦ともいい,謬(あやまり)のない絶対的真理をいう。俗諦は世俗諦・世諦ともいい,世俗人の執着するままを容認する相対的真理をさす。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

しんぞくにたい【真俗二諦】

中国,南北朝期にとくに三論宗の教義の中心として論議された仏教教理概念で,真諦と俗諦のこと。真諦とは絶対不変の真理,俗諦とは世俗的真理を言う。三論宗では空(否定)の立場を真諦,有(肯定)の立場を俗諦とし,真俗二諦のいずれかに執着する立場を超越して無執着の真理,つまり空有以上の立場に至らしめる手段としてその教義の中心にすえる。三論宗の大成者,隋の吉蔵に,この問題のきわめて論理的な展開が見られる。【愛宕 元】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

しんぞくにたい【真俗二諦】

〘仏〙 仏教的・出世間的な真理である真諦と、世間的真理である俗諦のこと。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

真俗二諦の関連キーワード三論三論宗地論宗大乗玄論百論論宗実敏聖然智蔵僧朗

真俗二諦の関連情報