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石経 せききょう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

石経
せききょう

「石経 (せっけい)」のページをご覧ください。

石経
せっけい
shi-jing

中国で石に儒教の基本的古典である経典を刻したもの。「せききょう」とも読む。信頼できる経書の本文を明示するため首都の太学に建てられた。後漢の熹平石経をはじめ,曹魏の正始三体石経,唐の開成石経などが著名。

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デジタル大辞泉の解説

せき‐けい【石経】

せっけい(石経)

せっ‐きょう〔セキキヤウ〕【石経】

石に刻んだ経文。経典を後世に残すことを目的としたもので、中国の隋・唐代に流行。日本では福岡県宗像(むなかた)大社のものが有名。→せっけい(石経)

せっ‐けい〔セキ‐〕【石経】

石に刻した儒教道教の経典。→せっきょう(石経)

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百科事典マイペディアの解説

石経【せっけい】

中国で重要な経典の正文を伝えるため石に刻したもの。仏教や道教のもあるが,ふつう儒教のをさす。後漢の霊帝のころ諸家の経文が乱れ,熹平4年(175年)に熹平石経46枚が立てられ,以後,魏の三体石経,唐の開成石経から清の乾隆帝の1791年の清石経までたびたび立てられた。

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世界大百科事典 第2版の解説

せっけい【石経 shí jīng】

中国で儒教の根本聖典である経書(けいしよ)の本文を,政府の手で石に刻したもの。儒教は中国の国教で経書は科挙の教科書でもあったから,その標準的テキストを公示する意味で古来何度か作り,太学(中央の国立大学)に立てたのである。 (1)漢石経 後漢末に経書本文に関する論争に決着をつけるため,蔡邕(さいよう)が定本を作り文字を書いて石に刻したと伝える。熹平4年(175)に起工し9年目に完成したので熹平石経といい,書体は隷書だけで書かれたので一字石経ともいう。

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大辞林 第三版の解説

せきけい【石経】

せっきょう【石経】

岩の壁面・磨崖・石板などに経文を刻みつけたもの。石刻経。 → せっけい(石経)

せっけい【石経】

儒教の経典を石に刻み講学の典拠とした碑。175年後漢の蔡邕さいようらが建てた熹平石経に始まる。書道史上貴重。 → せっきょう(石経)

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

石経
せきけい

儒・仏・道教の経典の文字を石に刻したもの。広く経文の標準を示し、長く後世に伝えることを目的にした。後漢(ごかん)の霊帝が175年(熹平4)に詔(しょう)して182年(光和6)に完成し、大学門外に建てられた熹平(きへい)石経(鴻都(こうと)石経、一字石経、今字(きんじ)石経ともいう)を始めとする。その後、魏(ぎ)の正始(せいし)年間(240~248)の正始石経(三字石経、三体石経ともいう)、837年(唐の開成2)に成った開成(かいせい)石経、951年(後蜀(こうしょく)の広政14)の成都(せいと)石経(益都(えきと)石経、広政(こうせい)石経ともいう)などがある。仏教では、北斉(ほくせい)の泰山(たいざん)経石峪(けいせきよく)金剛(こんごう)経、徂徠山映仏崖大般若(そらいざんえいぶつがいだいはんにゃ)経、隋(ずい)唐の房山雲居寺石経など。道教では、708年(唐の景竜2)の易州道徳経碑、735年(開元23)の御注(ぎょちゅう)道徳経などがある。[田中 有]

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