宗像神社(読み)むなかたじんじゃ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

福岡県宗像市に鎮座する元官幣大社。正式には宗像大社。全国 6000あまりの宗像神社の総本社。社殿玄界灘に浮かぶ沖ノ島沖津宮),大島(中津宮)と本土玄海(辺津宮)の 3ヵ所にあり,宗像三女神と呼ばれるタゴリヒメノミコト(田心姫命),タギツヒメノミコト(湍津姫命),イチキシマヒメノミコト(市杵島姫命)をそれぞれまつる。北九州と朝鮮半島とを結ぶ海路の守護神として古来より名高い例祭 10月1~3日(秋季大祭,田島放生会)。沖津宮の祭祀遺跡出土品は国宝に指定されている(→沖ノ島遺跡)。2017年「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」として,国際連合教育科学文化機関 UNESCO世界遺産の文化遺産に登録された。

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大辞林 第三版の解説

福岡県宗像市、内陸の田島にある辺津へつ宮、陸地近くの大島にある中津宮、玄界灘のほぼ中央の沖島にある沖津宮の三宮の総称。祭神は市杵島姫命いちきしまひめのみこと・湍津姫命たぎつひめのみこと・田心姫命たごりひめのみこと。海上交通の要衝にあり、古くから朝野の信仰が厚い。宗像大社。

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世界大百科事典内の宗像神社の言及

【海人】より

…三島神社の祭神大山祇(おおやまつみ)神は,《古事記》によれば,薩摩半島笠佐岬付近にまつられたが,早く摂津淀川の中流の三島,伊予の大三島,さらに伊豆の白浜のち三島に移された。宗像系による宗像神社の分布も津々浦々に及び,住吉の神は長門,摂津,播磨などのほか全国的に広く勧請された。 長い歴史過程のなかで,海士と海女の分布にはかなりの変化があったと考えられる。…

※「宗像神社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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